2021年1月26日火曜日

手づくり味噌


今年も味噌を仕込む季節が来ました。

材料は大豆、麹、塩の3つ、至ってシンプル。寒の季節に味噌を仕込み、後は一年静かに寝かせるだけ。一度、この手作り味噌を味わうと、次の年も作りたくなります。

毎年、神戸友の会の各方面で味噌講習会を開いてきました。例年楽しみに参加してくださるお客様も多い講習会です。

西神方面では、コロナの時でも講習会をしたいと、配慮に配慮を重ねて、講習会を開きました。

写真は、1月23日土曜日の様子。お母さんと一緒にお子さんも味噌づくりを体験、来年の出来が楽しみですね。

2021年1月17日日曜日

阪神淡路大震災から26年



1月17日で阪神淡路大震災から26年目を迎えます。

『神戸友の会成立70周年記念誌』(1999年4月刊)に当時の張り紙と、炊き出しに並ぶ人々の写真が載っています。張り紙には「給食サービス 神戸友の会 毎日十二時、五時二回あります」と書かれています。震災直後から友の家を拠点に炊き出しが始まりました。会員自身も被災しながらの活動でした。

写真は豚汁。炊き出しの時に役立ったノウハウが詰まっています。

大根、人参は皮つきのまま。大根、人参、ごぼうの切り方は2センチくらいの乱切りに。乱切りは味が染みやすく、先も尻尾も無い形に切ることができます。同じ大きさにすると、お玉ですくった時に材料が均等に入り栄養価もばらつかない。一椀を手にしたひとりひとりに対する思いやりの豚汁です。

今は集まることができませんが、豚汁を作って、災害について考える機会にしませんか。

このメニューはエコクッキングの鍋帽子Ⓡを使っています。煮崩れせずに旨味が凝縮され、おいしい豚汁ができます。

2021年1月10日日曜日

これからも伝えたいこと


 伊達巻、煮なます、白菜甘酢漬け、ガランティーヌ、つの人参、寿煮、菊花カブ、黒豆、金柑甘煮、焼き豚・・・おせち料理が並びました。

 「協力炊事」という言葉があります。友の会で毎年、近くの最寄の会員がそれぞれに作ったおせち料理を持ちよって分けあうことを言います。参加者が料理を1品2品担当し、まとめて作って、12月31日に集合。料金もその時に人数分を割って精算。手元に残ったのは、それぞれが丁寧に作ったおせちの数々。これがお正月のテーブルに並びます。

 これは、Aさんの栗きんとん、やっぱりBさんの煮なますはおいしいな、お正月の食卓からそんな会話が聞こえてきます。

 「協力炊事」という言葉、歴史は古く1950年頃から『婦人之友』に登場する考え方。

協力事業、協力し合う事によって時間を節約し、時間を作り出し、主婦を社会活動に参加できるようにという婦人之友を作った羽仁もと子の考えから始まっています。

 紹介した写真のメニュー、パウンドケーキも入って一人当たりの金額は3000円。

 コロナの時だからこそ、家で食べることを大切にしたいという会員の思いが詰まったおせち料理になりました。


 

2024年度前半 おさいふの会

御影方面が定期開催している【おさいふの会】の上半期日程が決まりました。 場所は神戸友の家ではなく、 クリスチャンセンター です。 (最寄り駅は御影・住吉) こちらからおさいふの会の活動内容が見れます (ブログ記事を下へスクロールしてください) 友の会会報に会員外で続けて参加いただ...