伊達巻、煮なます、白菜甘酢漬け、ガランティーヌ、つの人参、寿煮、菊花カブ、黒豆、金柑甘煮、焼き豚・・・おせち料理が並びました。
「協力炊事」という言葉があります。友の会で毎年、近くの最寄の会員がそれぞれに作ったおせち料理を持ちよって分けあうことを言います。参加者が料理を1品2品担当し、まとめて作って、12月31日に集合。料金もその時に人数分を割って精算。手元に残ったのは、それぞれが丁寧に作ったおせちの数々。これがお正月のテーブルに並びます。
これは、Aさんの栗きんとん、やっぱりBさんの煮なますはおいしいな、お正月の食卓からそんな会話が聞こえてきます。
「協力炊事」という言葉、歴史は古く1950年頃から『婦人之友』に登場する考え方。
協力事業、協力し合う事によって時間を節約し、時間を作り出し、主婦を社会活動に参加できるようにという婦人之友を作った羽仁もと子の考えから始まっています。
紹介した写真のメニュー、パウンドケーキも入って一人当たりの金額は3000円。
コロナの時だからこそ、家で食べることを大切にしたいという会員の思いが詰まったおせち料理になりました。
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